- 仕事が楽しくない。
- 毎日仕事に行くのが辛い。
- お金の為になんとなく働いている。
そんな毎日を過ごしていませんか?
人生1/3は仕事、どうせなら楽しく働きたいですよね。
私は看護師になってたったの4ヶ月で退職を決意しましたが、気づいたら看護師がすごく楽しくなりました!
なぜ楽しくなったのかを分析したら、見えてきた事があります。
《看護師が楽しくなる3つの方法》
- 感謝される
- 認められる
- 職場環境が良い
この3つの方法を達成するためには、「知識」と「環境」が揃う必要を感じています。
「知識」×「環境」で看護師が楽しくなるんです!
「それってあなたの感想でしょ?」って言われそうなので、この記事では、なぜこの結論に至ったのか納得できるように説明していきます。
もちろん主観が入っている部分もありますが、私の10年の看護師経験と、周りの『楽しそうに働いている看護師』・『辛そうに働いている看護師』を見てきて分析した結果です。
今、看護師が楽しいと感じていない人にはきっと参考になると思います。
私と同じように、仕事が”辛い”と思っていた人が、少しでも仕事が”楽しい”に変わってくれたら嬉しいと思っています。
動画で見たい方はこちら
どうすれば看護師が楽しくなる?
どうすれば仕事が楽しく感じるのか、今仕事が楽しいと思っていない人からみたら不思議ですよね。
私も以前は不思議でした。
忙しそうな職場で楽しそうに働いている人もいれば、暇そうな職場でも文句ばっかりいっている仕事がつまらなそう人もいます。
というか、いびられている時なんて苦痛でしょうがないです。
そこで、看護師をしていてどういう時が嬉しいか考えてみました。
1つ目は、患者さんや家族に感謝される時です。
これはみんな感じますよね!純粋に嬉しいです。
患者さんが退院前に、元気になった姿をみせてくれて感謝を伝えてくれた時は、『看護師やっててよかった』と思う一番のシーンです。
2つ目は、他の看護師や医師から認めてもらえた時です。
”アセスメントがうまくできて早期発見できた”とか、”心電図変化にいち早く気づけた”とか、”急変対応時にうまく対応できた”とか、そういう時って嬉しいですよね。
それを他の人に褒められたり、感謝されるとさらに嬉しいです!
仕事自体で楽しくてやりがいも感じるのは、この2つのシーンが多いんじゃないでしょうか。
3つ目は仕事内容ではありませんが、仕事のメンバーがいい時も楽しいですよね!というか、人間関係が最悪だったら仕事が辛いですよね。
やっぱり、職場環境は仕事の楽しさを考える上では切り離せない関係だと思います。
人間関係が悪い・家族に負担をかけている・夜勤が合わず健康状態が悪い・給料が満足できない・自分のやりたい仕事内容からかけ離れている・今の職場では目標のキャリア形成ができない。
さすがに、このような状態だったら仕事が楽しいとは言えませんよね。
職場環境に関しては、楽しくなるというより、辛い環境を無くすっていう意味のが大きいかもしれません。
ということは、『感謝される』・『認められる』・『職場環境が良い』というのがそろえば、仕事が楽しくなるという事です。
マズローの基本的欲求階層論とも一致する
看護師国家試験ぶりの登場ですかね?
懐かしの”マズローの基本的欲求階層論”を出しました。
これは人間の欲求の分類なので、満たされれば幸せに感じるはずです!
実は、この『感謝される』・『認められる』・『職場環境が良い』というのはこのマズローの基本的欲求階層論にあてはめても納得できます。
『感謝される』・『認められる』は、承認・自尊の欲求です。
『職場環境が良い』というのは、安全の欲求・所属と愛の欲求になります。キャリア形成まで考えると自己実現の欲求も関係してきます。
これら3つの条件は、理論的にも楽しさを追求する上では納得できる内容になります。
ちなみに、マズローの欲求階層論はピラミッドの下の方が重要なので、職場環境のが重要だと考えます。
看護師が楽しくなる3つの方法
『感謝される』・『認められる』・『職場環境が良い』この3つの項目を達成する方法を考えた結果が下記になります。
《看護師が楽しくなる3つの方法》
- 感謝される←心・知識・技術が高い
- 認められる←心・知識・技術をみがく(仕事ができる)
- 職場環境が良い←人間関係が良い・ライフスタイルと合う・給料が満足できる・キャリア目標に沿っている(自分に合った職場選び)
『感謝される』方法
患者さんや家族に感謝されるにはどうすれば良いか?
結論は、〈心・知識・技術が高い〉という事になります。
患者さんに対して思いやりの”心”は最低限必要ですよね。
この心は自分自身の”心”に余裕がないと難しいと思います。精神状態が不安定な状態では、人に思いやりを持って接する前に自分自身を助けてあげてください。
心に余裕を作る為には、苦しい「環境」からは逃げてください。心の安全は大切です!
患者さんは不安な人が多いです、質問や疑問に答えてくれたり、正しい”知識”を持っている人を信頼します。
当然ですが、「知識」を持つ事は感謝される事の1つの要素だと思います。
また、”技術”の習得に関しては、経験と知識が必要になります。患者さんからしたら、採血がうまかったり、吸引が苦痛じゃない看護師のが嬉しいですよね。
ある程度の経験は必要ですが、ただ歳を取ればうまくなるわけではありません。
技術に対する「知識」がないと本当に技術を向上させようと思ったら難しいです。
そして、「知識」があれば技術の習得も早くなるし、経験不足もカバーできるし、より高いレベルの技術に進歩します。
『認められる』方法
他の看護師や医師から認められるにはどうすれば良いか?
結論は、〈心・知識・技術をみがく(仕事ができる)〉という事になります。
ここでも”心”は大切です。
いつも偉そうにしていたり、人の悪口ばっかり言っている人が他の看護師や医師から信頼を勝ち取るのは難しいと思います。
どんなに仕事ができる人であっても、人を思いやる心がない人は、他の人から思いやりの心をもってもらえません。
自分の悪口言ってくる人を褒めたくないですよね。
敬意を持って人と接するのは意外と難しいです、自分自身の”心”に余裕がないと人に対して強く当たってしまう場合も多いです。
心に余裕を作るためには、自分に合った「環境」が必要です。
認められるには当然”知識”や”技術”が必要ですよね。
先輩に「挿管やったことあるの?始めてなのにすごいスムーズに動けてたね!」
後輩に「昨日の記録見させてもらったんですが、SOAPのアセスメント勉強になりました。検査データのみかた教えてくれませんか?」
医師に「この心電図波形の変化よく見つけたね!ありがとう助かったよ!」
これ実際に私が言われたことですが、褒められたり頼られたりすると嬉しいもんですよ(私が単純なだけかもしれませんが)!
技術も大切ですが、「知識」があれば技術の習得速度が格段に早くなるし、より高いレベルの技術に進歩します。
ただ年齢だけ重ねて経験を積んでも、人から認められるのは難しいです。
『職場環境が良くなる』方法
職場環境が良くなるにはどうすれば良いか?
結論は、〈人間関係が良い・ライフスタイルと合う・給料が満足できる・キャリア目標に沿っている(自分に合った職場選び)〉という事になります。
”人間関係”が悪いとマジで辛いです。
私は新人いびりを受けましたが、正直その状況で看護師が楽しいとか思えるはずがありません。
色々な考えの人がいるので全員と仲良くは無理だと思いますが、自分では耐えられない職場だと思ったら環境を変えることをおすすめします。
”ライフスタイル”と合うかどうかも大切ですね。
夜勤が合わず健康を害してしまう人だっていますし、育児をしている場合は保育園のお迎えがあったりと労働条件も大切です。
”給料”は生活するうえで必須の検討事項ですよね。
高ければ高いほどいいですが、家族全体の収入を考えて生活できる程度は最低限必要だと思います。
ここまでは仕事が楽しくというよりは、仕事が辛くないようにっていう最低限のラインですね。
”キャリア”目標に沿っているというのは、より仕事が楽しくなるための話になります。自己実現ってやつですね!
最終的には、ワークライフバランスに合った状態で自分のやりたいことができる「環境」が自分に合った職場だと思います。
まとめ|「知識」×「環境」で看護師が楽しくなる!
《看護師が楽しくなる3つの方法》
- 感謝される
- 認められる
- 職場環境が良い
この3つの方法は、「知識」×「環境」で全て揃います。
「知識」×「環境」で看護師が楽しくなるんです!
私は看護師になってたったの4ヶ月で嫌になって辞めようと思いましたが、「知識」の向上・「環境」の改善をしたおかげで本当に看護師が楽しくなりました。
人生1/3は仕事です。せっかく看護師資格を取ったのですから、できれば楽しく働きませんか?
私と同じように、仕事が”辛い”と思っていた人が、少しでも仕事が”楽しい”に変わってくれたら嬉しいと思い『看護師へい』は情報発信をさせていただいています。
主にYouTubeで、より看護師を楽しくする為の「知識」を配信しています。
当ブログでは、職場「環境」を良好にする為の情報を提供します。
毎日24時間楽しく過ごしましょう!
今の「環境」が自分に合っていないと感じる方は、環境を整える所から始めましょう。下記の記事で紹介していますのでご覧ください。