【比較】看護師転職サイトとハローワークはどっちが良い?メリット・デメリットを解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
ハローワークと看護師転職サイト比較
  • 看護師転職サイトとハローワークはどっちが良いの?
  • ハローワークのメリットとデメリットを知っておきたい。
  • 転職サイトよりハローワークのが信頼できる?

看護師転職サイトは紹介手数料が発生する。
ハローワークは紹介手数料が発生しない。
利用者側にとっては、転職サイトもハローワークも無料で利用できますが、採用側(医療機関・企業)にとって紹介手数料は大きな問題です。

実はこの紹介手数料の発生の有無で、利用者側のメリットとデメリットが大きく変わってきます。

私や私の妻は、転職サイトとハローワークを両方使いましたが、情報収集という観点においては転職サイトを使った方が有益だと感じました。

失業中の場合には、失業保険の関係でハローワークを使いつつ併用で転職サイトを利用するのが良いです。

本記事では、具体的に看護師転職サイトとハローワークを比較していますので、自分に合った方法を選んでください。

ハローワーク看護師転職サイト
求人量多い少ない〜かなり多い
求人の質劣る情報が早い
情報量乏しい多い
手間多い少ない
面接対策ありあり(看護師に特化)
条件交渉なしあり
給付金ありなし
採用の優位性有利少し劣る
看護師転職サイトとハローワーク比較表

看護師転職サイト18社徹底比較はこちら

≫【辛口】看護師転職サイトおすすめ比較ランキング|354件の口コミや選び方も解説【2023年最新版】

目次(タップで読める)

ハローワークと看護師転職サイトの徹底比較

看護師転職サイトとハローワーク比較

採用側(医療機関・企業)にとっては紹介手数料が発生しないハローワークのが良いのがわかるけど、利用者側にとってはどっちが良いか知りたいですよね。

ハローワークと転職サイトの違いを一つ一つ比較していきます。

『ハローワーク・看護師転職サイト』運営機関と仕組みの違い

ハローワーク(公共職業安定所)』は、国が運営しています。
厚生労働省が全国500ヶ所以上設置している施設です。無料で職業紹介や求職相談にのってくれます。

看護師転職サイト』は、営利目的の会社です。看護師を医療機関・企業に紹介して、就職先から紹介手数料をもらっています。
転職サイトを利用する人は“無料”で利用する事ができます。
転職サイトを使ってAさんがB病院に就職したら、B病院から転職サイトに紹介手数料を支払うといったビジネスモデルになっています。
転職サイトが医療機関・企業からもらえる紹介手数料は、採用者の年収の約20〜25%です。
具体的な値段で言うと、看護師1人あたりの人材紹介の平均手数料は76万円です(参考:公益社団法人全日本病院協会「病院の人材紹介手数料」に関するアンケート調査

ハローワークは国が運営しているので紹介手数料が発生しないが、転職サイトは営利目的なので紹介手数料が発生するということです。

利用者側にとっては、転職サイトもハローワークも無料で利用できますが、採用側(医療機関・企業)にとっては紹介手数料は大きな問題です。
採用側(医療機関・企業)にとっては、ハローワークから求人が来れば0円で人を雇えるので明らかにハローワークから紹介してもらった方が得です。

しかし、利用者側からみると両方無料なので転職が成功すればどっちを使ってもよいです。

『ハローワーク・看護師転職サイト』求人の傾向

ハローワークと転職サイトに求人をだしている医療機関・企業には、以下のような傾向があります。

ハローワークに求人を出している医療機関・企業
  • 採用にお金をかけなくても人が集まる医療機関・企業
  • 採用にお金をかける優先度が低い医療機関・企業
  • 人手不足で片っ端から求人出している医療機関・企業
  • 採用にお金をかけなくても人が集まる医療機関・企業
    人気の大学病院であったり、病院自体が看護学校を保有していて求人を出さなくても人員が補充される場合には、病院のホームページだけで募集していたり、ハローワークだけで募集されていることがあります。
  • 採用にお金をかける優先度が低い医療機関・企業
    採用にあまりお金をかけられない場合も、ハローワークのみで募集している場合があります。
    この場合は、医療機関・企業が経営困難でブラック企業になっていないかは注意が必要です。しっかり情報収集をしましょう。
  • 人手不足で片っ端から求人出している医療機関・企業
    人手不足の医療機関・企業に関しては、ハローワークでも転職サイトでも両方で求人を出していると思います。
    労働環境や内部事情が悪い可能性もあるので、情報収集をしっかり行いブラック企業に当たらないように注意しましょう。
転職サイトに求人を出している医療機関・企業
  • 紹介手数料を払ってでも良い人材を集めたい医療機関・企業
  • 採用にかける手間を減らしたい医療機関・企業
  • 人手不足で片っ端から求人出している医療機関・企業
  • 紹介手数料を払ってでも良い人材を集めたい医療機関・企業
    転職サイトでは利用者の希望条件と合う医療機関・企業を紹介してくれます。
    医療機関・企業側からも「こういう条件に合う人材が欲しい」と希望条件を確認していますので、転職サイト側で条件のマッチングを行ってくれます。
    なので、医療機関・企業側と条件に合った人材が応募してくれる可能性が高いです。紹介手数料を払いますが良い人材が集まりやすいということですね。
  • 採用にかける手間を減らしたい医療機関・企業
    転職サイトでは利用者と医療機関・企業側の条件のマッチングを行ってくれます。
    そのため、条件がマッチした人材が求人応募してくれるので無駄な書類選考や面接などの手間が減ります。
    選考合否を応募者に知らせたりする手間も転職サイトが代行してくれるので、医療機関・企業側が時間的コストが減ります。
  • 人手不足で片っ端から求人出している医療機関・企業
    人手不足の医療機関・企業に関しては、ハローワークでも転職サイトでも両方で求人を出していると思います。
    労働環境や内部事情が悪い可能性もあるので、情報収集をしっかり行いブラック企業に当たらないように注意しましょう。

『ハローワーク・看護師転職サイト』求人の違い

ハローワーク看護師転職サイト
求人量多い少ない〜かなり多い
求人の質劣る情報が早い
看護師転職サイトとハローワーク求人の比較

ハローワークの求人数は、49,020 件(2023年12月03日現在)

看護師転職サイトの公開求人数は、数千〜数十万件と差があります。
ナース人材バンク』は、211,225 件(2023年12月03日現在)
レバウェル看護』は、149,266 件(2023年12月03日現在)
看護roo!』は、81,206 件(2023年12月03日現在)
一例を挙げましたが、上記は大手看護師転職サイトの求人数です。

採用側(医療機関・企業)から考えると、ハローワークは無料で求人がだせるのでハローワークは求人数が多いです。

対して、看護師転職サイトは会社ごとにかなりの差があります。これは、会社の規模や活動量の差があると思います。
転職サイトは営利目的の会社なので、大手の転職サイトでは医療機関・企業に積極的に連絡したり、足を運んで求人情報を集めています。
転職サイトのが最新の求人情報が入りやすかったり、求人情報の鮮度は転職サイトのがありそうです。

ハローワークは全ての職業を扱っているので、ハローワーク側から各企業に積極的に問い合わせるとは考えにくいですからね。

『ハローワーク・看護師転職サイト』情報量の違い

ハローワーク看護師転職サイト
情報量乏しい多い
看護師転職サイトとハローワーク情報量の比較

ハローワークの情報量は少し乏しいと感じます。というか、求人票に書いてある情報以外の入手は困難です。
必要があれば、求人をだしている医療機関・企業に問い合わせくれるので自力で情報を集めるよりはマシです。

対して、看護師転職サイトは医療機関・企業に直接足を運んで情報を集めていたり、実際に転職した人の情報を集めていたり、離職者からも情報を集めています。
求人票に書いてある以外の情報も入手できるでしょう。

私や妻もハローワークを利用しましたが、医療機関の情報が少なくてあまり参考になりませんでした。
看護師に特化しているわけではないので、情報量が少ないのは仕方がない気もします。地域によっては事情が変わるかもしれません。

『ハローワーク・看護師転職サイト』手間の違い

ハローワーク看護師転職サイト
手間多い少ない
看護師転職サイトとハローワーク手間の比較

ハローワークでの転職活動は自力で行う場合と大きくは変わりません

地域のハローワークに行くか、ハローワークのホームページから求人情報をパソコンで検索します。
気に入った求人が見つかったら、ハローワークの窓口で職員に伝えて応募先へ連絡してもらい面接を予約します。

対して、看護師転職サイトは利用者の希望条件と合う医療機関・企業を紹介してくれます。

求人を探してきてくれる・情報収集の手伝いをしてくれるだけではなく、面接や職場見学の日程調整などまで本来自分でやらなければいけないことを全てやってくれます

転職活動の手間はかなり省けるでしょう。

担当者の意見を鵜呑みにせず、紹介された求人情報は自分でも調べましょう。

『ハローワーク・看護師転職サイト』面接対策・条件交渉の違い

ハローワーク看護師転職サイト
面接対策ありあり(看護師に特化)
条件交渉なしあり
看護師転職サイトとハローワーク面接対策・条件交渉の比較

ハローワークでは面接対策や面接の研修を行ってくれます。

看護師転職サイトでも、同様に面接対策や履歴書添削など面接の練習を行ってくれます。

ハローワークも転職サイトも利用者の就職を成功させたいという目的は同じですから、どっちを利用しても支援は受けられるでしょう。

看護師転職サイトのが、看護師に特化した考え方や就職先の面接官(看護部長や人事)の性格を把握している事があるので少し有利だとは考えます。
就職に成功したら紹介手数料が入るという点でも、転職サイト側のが真剣に向き合ってくれる可能性が高いかもしれません(人によります)。

転職サイトでは、給与・勤務条件・勤務時間など、自分では言いずらい条件交渉も行ってくれます。

条件交渉に関してはハローワークでは困難です。

求人情報だけみて「だいたいOKだけど、少し条件が合わないな」って場合は、転職サイトを経由して交渉してもらうのもありです。

『ハローワーク・看護師転職サイト』給付金の違い

ハローワーク看護師転職サイト
給付金ありなし
看護師転職サイトとハローワーク給付金の比較

ハローワークの最大の利点は給付金でしょう。

ハローワークでは求人紹介だけでなく、失業保険や再就職手当受給の手続きも行えます。
仕事を辞めている一定の期間お金がもらえたり、失業者が早期に再就職したらお金がもらえるといった国の制度です。

給付金のメインである『失業保険』と『再就職手当』については、下記に説明します。
細かい給付金は他にもありますし、支給額の決定方法も少しややこしいです。
仕事を辞めてから新しい職場を探すなど再就職するまでの期間が開く場合には、ハローワークに相談しましょう。

これらの給付金に関しては、転職サイトではもらえません

失業中の人はハローワークを使いましょう。

失業保険(雇用保険)

一般的に失業保険とか失業手当と呼ばれるものは、正式には雇用保険の「基本手当」と言います。

この雇用保険の「基本手当」は、退職後にハローワークでの手続きと求職活動をすると給付金をいただけます。

求職活動とは、職業相談や職業紹介などをハローワークに相談に行ったりすることです。求職活動を月2回以上行えば給付金をいただけます。

条件が細かく決まっており、人それぞれ支給額や給付日数は違いますが、看護師でしたら月十数万円(3〜4ヶ月間)はもらえると思います。

失業中は金銭面の心配があると思いますので、仕事を辞めてから新しい職場を探しているなど、再就職までの期間が開く場合には申請をしておいた方が良いです。

詳しく知りたい方は、『ハローワーク インターネットサービス 「基本手当について」』を参考にしてください。

再就職手当

失業者が早期に再就職した際に支給される手当です。

再就職手当は、失業保険(雇用保険の「基本手当」)を受け取っている人が対象になるので、事前にハローワークで手続きをしておく必要があります。

支給額は人それぞれ異なりますが、雇用保険の「基本手当」で支給される残日数から計算されます。

失業保険の申請をハローワークで行っておくことで、早期に再就職した時にも給付金をいただけるといったありがたい制度です。

詳しく知りたい方は、『ハローワーク インターネットサービス 「就職促進給付」』を参考にしてください。

『ハローワーク・看護師転職サイト』採用の優位性

ハローワーク看護師転職サイト
採用の優位性有利少し劣る
看護師転職サイトとハローワーク採用の優位性の比較

ハローワークと転職サイトの運営機関と仕組みの違いでも説明しましたが、看護師転職サイトは紹介手数料が発生しますが、ハローワークは紹介手数料が発生しません。

単純な採用の優位性だけで考えると、転職サイトからの採用よりハローワークからの採用のが有利だと思われます。

採用側(医療機関・企業)からみると『経験・スキル・年齢・志望動機・資格』など、採用コスト以外の点も重視しているので、全く同じ人間だったらという比較にはなってしまいます。

採用コスト面ではハローワークのが有利、面接対策では看護師転職サイトのがやや有利だと考えます。

転職サイトに求人を出している医療機関・企業は、採用にコストをかけるつもりで求人をだしているので、履歴書や面接などのが大切だとは思っておいた方がよいです。

さすがに、面接がひどかったら雇ってもらえないと思います。

ハローワークを使うメリット・デメリット比較

看護師がハローワークを使うのは、以下のメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
失業者は給付金をもらえる
面接や交渉に自信がある人は採用率が高い
得られる情報量が少ない
手間が多い
条件交渉が難しい
ハローワークのメリット・デメリット比較表

それぞれのメリット・デメリットについて、1つずつ詳しく解説していきます。

ハローワークを使う2つのメリット

ハローワークを使うメリット
  • 失業者は給付金をもらえる
  • 面接や交渉に自信がある人は採用率が高い
  • 失業者は給付金をもらえる

    ハローワークでは求人紹介だけでなく、失業保険や再就職手当受給の手続きも行えます。
    仕事を辞めている一定の期間お金がもらえたり、失業者が早期に再就職したらお金がもらえるといった国の制度です。

    給付金については、ハローワークの運営が厚生労働省だからこそできることです。

    失業中の人は、ハローワークを活用するメリットが大きいです。

    給付金については、本記事内で詳しく説明しています。下記のリンクをクリックすると説明している文章に飛べます。

    ≫ハローワークの給付金についてはこちら
  • 面接や交渉に自信がある人は採用率が高い

    転職サイトを利用して転職すると、採用側(医療機関・企業)は転職サイトに仲介手数料を払わなければいけません。
    対して、ハローワークは紹介手数料が発生しません。

    面接対策や履歴書添削では、看護師に特化した考え方を持っている転職サイトのが有利だと考えられますが、全く同じ条件であったらハローワークを利用した方が採用率は高いでしょう。

ハローワークを使う3つのデメリット

ハローワークを使うデメリット
  • 得られる情報量が少ない
  • 手間が多い
  • 条件交渉が難しい
  • 得られる情報量が少ない

    ハローワークは看護師が使うには得られる情報量が少ないです。というか、求人票に書いてある情報以外の入手は困難です。
    必要があれば、求人をだしている医療機関・企業に問い合わせくれるので自力で情報を集めるよりは少しだけマシです。

    私や妻もハローワークを利用しましたが、医療機関の情報が少なくてあまり参考になりませんでした。
    看護師に特化しているわけではないので、情報量が少ないのは仕方がない気もします。
  • 手間が多い

    ハローワークでの転職活動は自力で行う場合とあまり変わりません
    日程調整の協力が得られる分、全て自力で行うよりは多少楽です。

    ハローワークでの求職活動の方法は、地域のハローワークに行くか、ハローワークのホームページから求人情報をパソコンで検索します。
    気に入った求人が見つかったら、ハローワークの窓口で職員に伝えて応募先へ連絡してもらい面接を予約します。

    求人検索や職場の情報収集は自分で行わなければいけません。面接などの日程調整は協力してもらえます。
  • 条件交渉が難しい

    転職サイトでは、給与・勤務条件・勤務時間など条件交渉も行ってくれます。

    ハローワークで条件交渉の協力は得られないと思いますので、自分で条件交渉をしなければいけません。
    かなりメンタルが強くないと、求人先に自分で条件交渉は伝えづらいと思います。

看護師転職サイトを使うメリット・デメリット比較

転職サイトを使うのは、以下のメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
大手の看護師転職サイトは求人情報が多い
求人を探すのを手伝って貰える
職場の雰囲気や内部事情を知れる
条件交渉をしてくれる
面接対策・履歴書作成の協力を得られる
面接などの日程調整まで全てやってもらえる
連絡が多い場合がある
採用が不利になる場合がある
転職後に嫌味を言う上司がいる場合がある
転職サイトを使うメリット・デメリット比較表

それぞれのメリット・デメリットについて、1つずつ詳しく解説していきます。

看護師転職サイトを使う6つのメリット

転職サイトを使うメリット
  • 大手の看護師転職サイトは求人情報が多い
  • 求人を探すのを手伝って貰える
  • 職場の雰囲気や内部事情を知れる
  • 条件交渉をしてくれる
  • 面接対策・履歴書作成の協力を得られる
  • 面接などの日程調整まで全てやってもらえる
  • 大手の看護師転職サイトは求人情報が多い

    看護師転職サイトには大量の求人があります。転職サイト側も積極的に医療機関・企業に足を運んだり連絡をしているので、たくさんの求人が集まったり最新の求人なども仕入れています。

    公開求人数が一番多い『ナース人材バンク』では20万件以上の求人数があります。

    ハローワークも求人数が4万件以上と結構多いです。
    大手の看護師転職サイトは求人数が多いですが、数千件しか求人数がない転職サイトもありますので会社ごとに差があります。
    求人数が多い大手の看護師転職サイトを活用することをおすすめします。

    ≫おすすめの大手看護師転職サイトはこちら
  • 求人を探すのを手伝って貰える

    看護師転職サイトは、転職のアドバイザーが担当として付いてくれます。

    自分の希望する要件を伝えると、その条件に合った求人を探してきてくれます。もちろん、その求人から選ばなければいけないわけではないので断っても大丈夫です。
  • 職場の雰囲気や内部事情を知れる

    職場の雰囲気や内部事情に関しては、自分で情報を集めるのが難しいと思います。転職サイトは職場に足を運んで情報を集めていたり、辞めた人の情報を集めている事が多いです。

    職場の雰囲気や内部事情を知りたい人は相談すると教えてくれる事が多いです。
  • 条件交渉をしてくれる

    転職サイトでは、給与・勤務条件・勤務時間など、自分では言いずらい条件交渉も行ってくれます。

    求人情報だけみて「だいたいOKだけど、少し条件が合わないな」って場合は、転職サイトを経由して交渉してもらうのもありです。
  • 面接対策・履歴書作成の協力を得られる

    転職サイトでは、面接対策(模擬面接)や履歴書の添削など採用されるための手伝いをしてくれます。

    面接をする採用者側の、看護部長や人事の性格を把握していたり、どうやれば良い印象になるかまで教えてくれます。

    転職サイト側も採用してもらいたいと考えているので強い味方です。
    面接や履歴書作成に自信がない人は手伝ってもらいましょう。

    ハローワークでも面接対策や履歴書作成の協力は得られますが、看護師に特化はしていないので一般的な視点になります。
  • 面接などの日程調整まで全てやってもらえる

    看護師は毎日忙しい人が多いですよね。
    業務の疲労感も多いし、夜勤や残業・家庭の都合などで転職活動している時間がない人も多いと思います。

    看護師転職サイトは、求人を探してきてくれる・情報収集の手伝いをしてくれるだけではなく、面接や見学の日程調整などまで本来自分でやらなければいけないことを全てやってくれます。

看護師転職サイトを使う3つのデメリット

転職サイトを使うデメリット
  • 連絡が多い場合がある
  • 採用が不利になる場合がある
  • 転職後に嫌味を言う上司がいる場合がある
  • 連絡が多い場合がある

    転職サイト利用で、連絡がしつこいっていうのが嫌だという人も多いと思います。

    転職サイト側は転職希望者と企業をマッチングさせるのが仕事なので、何も言わなかったら連絡をしてきます。
    むしろ連絡が来なかったら、探してくれているかどうかもわかりませんからね。

    急いで職場を探している人は連絡が来る事はありがたいと思いますが、ゆっくり自分のペースで探したい人もいますよね。
    その場合は、連絡を減らしてもらうようにはっきり伝えましょう
    電話が嫌だという場合にはメールLINEで対応してくれる転職サイトもありますので、そういう所を利用するのも良いですね。

    ≫おすすめの大手看護師転職サイトはこちら
  • 採用が不利になる場合がある

    転職サイトを利用して転職すると、採用側(医療機関・企業)は転職サイトに仲介手数料を払わなければいけません。
    対して、ハローワークは紹介手数料が発生しません。

    面接対策や履歴書添削では、看護師に特化した考え方を持っている転職サイトのが有利だと考えられますが、全く同じ条件であったらハローワークを利用した方が採用率は高いでしょう。

    転職サイトに求人を出している医療機関・企業は、採用にコストをかけるつもりで求人をだしているので、履歴書や面接などのが大切だとは思っておいた方がよいです。
  • 転職後に嫌味を言う上司がいる場合がある

    「あなたを採用するのにお金がかかっている」みたいな嫌味を言われた人もいるらしいです。

    そんな事を言ってくる職場で働きたいとは思いませんが、そういう可能性をゼロにしたいようでしたら転職サイトを使用しない方がよいです。

ハローワークを使うのがオススメの看護師

ハローワークを利用した方がよい人もいます。

ここからは、ハローワークの利用が向いている人をあげさせてもらいます。

失業中の人

失業中の人は、失業保険や再就職手当の給付金をいただける関係上ハローワークの利用をおすすめします。

失業中は金銭面の心配があると思いますので、仕事を辞めてから新しい職場を探しているなど、再就職までの期間が開く場合には申請をしておいた方が良いです。

給付金については、本記事内で詳しく説明しています。下記のリンクをタップすると説明している文章に飛べます。

≫ハローワークの給付金についてはこちら

転職サイトでは紹介されていない求人情報も入手したい人

ハローワークと看護師転職サイトは求人の種類や傾向も違うので、両方を掛け持ちして利用することでより多くの求人と出会うことができます。

≫ハローワークと掛け持ちにおすすめの看護師転職サイトはこちら

看護師以外の職種に転職したい人

どうしても看護師が合わない人だっていますよね。

私は看護師の配信活動をしていますが、個人としての意見は楽しく日々を過ごせれば看護師にこだわる必要はないと思います。
なので、看護師以外の職種に就きたい方はハローワークを活用するのが良いです。
できれば、一般転職の転職サイトと掛け持ちをするのがおすすめです。

転職後に何か言われる可能性を1%でも減らしたい人

転職サイトを利用した人で、「あなたを採用するのにお金がかかっている」みたいな嫌味を言われた人もいるらしいです。

そんな事を言ってくる職場で働きたいとは思いませんが、そういう可能性をゼロにしたいようでしたら転職サイトを使用せずハローワークを利用する方が良いです。

ぶっちゃけ情報収集のみ転職サイトを利用して、最後は直接応募するという方法もあります(担当者が親切だった場合少し悪い気はしますが…)。

看護師転職サイトを使うのがオススメの看護師

転職サイトを使った方が転職活動がうまく行く人もいます。

ここからは、転職サイトの利用が向いている人をあげさせてもらいます。

いろいろな求人を見たい人

看護師転職サイトには大量の求人があります。
転職サイト側も積極的に医療機関・企業に足を運んだり連絡をしているので、たくさんの求人が集まったり最新の求人なども仕入れています。

公開求人数が一番多い『ナース人材バンク』では20万件以上の求人数があります。

採用側(医療機関・企業)が無料で求人がだせる『ハローワーク』も求人数が4万件以上と結構多いですが、大手の看護師転職サイトはそれ以上の求人数があります。

大手の看護師転職サイトは求人数が多いですが、数千件しか求人数がない転職サイトもありますので、求人数が多い大手の看護師転職サイトを活用することをおすすめします。

≫おすすめの大手看護師転職サイトはこちら

求人を探すのを手伝ってもらいたい人

看護師転職サイトは、転職のアドバイザーが担当として付いてくれます。

自分の希望する要件を伝えると、その条件に合った求人を探してきてくれます。
もちろん、その求人から選ばなければいけないわけではないので断っても大丈夫です。

職場の雰囲気や内部事情を知りたい人

職場の雰囲気や内部事情に関しては、働きたい職場で知り合いが働いている場合はその人に聞く方が良いと思います。

それ以外の場合に関しては、自分で情報を集めるのが難しいと思います。
転職サイトは職場に足を運んで情報を集めていたり、辞めた人の情報を集めている事が多いです。

職場の雰囲気や内部事情を知りたい人は相談すると教えてくれる事が多いです。

面接や履歴書作成に自信がない人

転職サイトでは、面接対策(模擬面接)や履歴書の添削など採用されるための手伝いをしてくれます。

面接をする採用者側の、看護部長や人事の性格を把握していたり、どうやれば良い印象になるかまで教えてくれます。

転職サイト側も採用してもらいたいと考えているので強い味方です。
面接や履歴書作成に自信がない人は手伝ってもらいましょう。

条件交渉をしたい人

転職サイトでは、給与・勤務条件・勤務時間など、自分では言いずらい条件交渉も行ってくれます。

求人情報だけみて「だいたいOKだけど、少し条件が合わないな」って場合は、転職サイトを経由して交渉してもらうのもありです。

忙しい人

看護師は毎日忙しい人が多いですよね。
業務の疲労感も多いし、夜勤や残業・家庭の都合などで転職活動している時間がない人も多いと思います。

看護師転職サイトは、求人を探してきてくれる・情報収集の手伝いをしてくれるだけではなく、面接や見学の日程調整などまで本来自分でやらなければいけないことを全てやってくれます。

ハローワークと看護師転職サイトは掛け持ちがおすすめ

ハローワークは連絡がほとんどないので、連絡をとるといった手間が少ないです。しかし、手に入る情報量が少ないので、情報収集目的も含めて看護師転職サイトとの掛け持ちがおすすめです。

ハローワークと看護師転職サイトは求人の種類や傾向も違うので、掛け持ちすることでより多くの求人と出会うことができます。

特に失業中の場合は、給付金の関係で看護師転職サイトの利用だけでなくハローワークにも行っておいた方がよいです。

ハローワークと掛け持ちにおすすめの看護師転職サイト

ハローワークとの掛け持ちにおすすめの看護師転職サイトを紹介します。

各転職サイトごとに特徴が違うので、上手く活用して転職を有利に進めてください。

1.レバウェル看護|求人数が多く満足度が高い

レバウェル看護PCのHP

【公式サイト】https://kango-oshigoto.jp
【公開求人数】149,266(2023年12月03日現在)
【連絡方法】LINE・メール・電話

『レバウェル看護(旧:看護のお仕事)』は2009年からある大手サイトで、求人数が多い事に加えて利用者満足度も高いです。
累計利用者数が40万人以上と多くの人が利用している人気の転職サイトです。
連絡の時間帯を気にしてくれたりと、利用者側の負担を気にしてくれているので、利用者満足度も高いのだと思います。
職場調査入職後アンケートで、自力では入手しにくい内部事情の情報収集も積極的に行なっているというのはありがたいです。

\ 累計利用者数40万人以上 /

※1分で無料登録

2.ナース人材バンク|圧倒的求人数

ナース人材バンクPC画像

【公式サイト】https://www.nursejinzaibank.com
【公開求人数】211,225(2023年12月03日現在)
【連絡方法】LINE・メール・電話

『ナース人材バンク』は2005年からある大手サイトで、一番の特徴は求人数が一番多い事です。
年間利用者数10万人以上と多くの人が利用している人気の転職サイトです。
日本全国の求人があり、各都道府県に担当者がいます。
圧倒的な求人数から、理想の職場が見つかりやすいです。

\ 年間利用者数10万人以上 /

※1分で無料登録

3.看護roo!|初めての転職にオススメ

看護roo!PCのHP


【公式サイト】https://www.kango-roo.com
【公開求人数】81,206(2023年12月03日現在)
【連絡方法】LINE・メール・電話

『看護roo!』は、転職サポートブックの無料プレゼントやWebサイトの工夫もされており初めて転職する人の強い味方です。
転職先選びに悩んでいる人や転職活動が不安な人は活用してみてください。
求人数が多い転職サイトと複数登録して活用するのもありです。

\ 約190ページの転職サポートブックがもらえる /

※1分で無料登録

まとめ|失業中ならハローワークを使おう

ハローワーク看護師転職サイト
求人量多い少ない〜かなり多い
求人の質劣る情報が早い
情報量乏しい多い
手間多い少ない
面接対策ありあり(看護師に特化)
条件交渉なしあり
給付金ありなし
採用の優位性有利少し劣る
看護師転職サイトとハローワーク比較表

ハローワークと看護師転職サイトは、両方メリットとデメリットが存在します。

どっちを利用するかは、その人の状況や考え方によって変わってくると思います。

私の個人的なおすすめは、働きながらの転職活動だったら看護師転職サイトの利用。失業中だったら、ハローワークと看護師転職サイトの掛け持ちがベストだと思います。

看護師転職サイト18社徹底比較はこちら

≫【辛口】看護師転職サイトおすすめ比較ランキング|354件の口コミや選び方も解説【2023年最新版】

よかったらシェアしてね!
目次(タップで読める)